「2021年のスーパーボウルはすごいらしい」…僕は1月の下旬に知り合いからこんな話を聞きました。
スーパーボウルとはアメリカンフットボールの最高峰リーグであるNFLの決勝戦のこと。
アメリカではみんな仕事を休んでスーパーボウルを見るので事実上の祝日と言われているくらい注目度が高い試合なのです。
さらにスーパーボウルのCMは世界一高いTV広告枠とも言われていて、30秒のCMを出すのに510万ドル(約5.6億円)〜530万ドル(約5.8億円)も広告費がかかるそうです。
そんな最大のスポーツイベントであるスーパーボウルですが、今年の試合は特に注目度が高いというのです。どういう点が注目なのかというと
- NFLのスーパースター、トム・ブレイディ(43歳)が10回目のスーパーボウル出場で7度目の制覇をめざす。
- ブレイディは20年在籍したペイトリオッツからバッカニアーズに移籍したばかり(バッカニアーズは昨年までそこまで強くなかった)
- バッカニアーズはホームスタジアムでスーパボウルを戦う(NFL初)
- 対戦相手のチーフスは前回王者で連覇がかかっている(NFLで連覇したチームは過去1チームのみ)
- 新旧スターQB(クォーターバック)対決
アメフトのアの字も知らなかった僕ですが、ここまで注目ポイントを並べられると
という気持ちになってきました。
ですが、困ったことにアメフトはルールがけっこう複雑そう。
スーパーボウルまでの1週間でなんとかルールを覚えられないものか?と考えた結果、アイシールド21を全巻読む事にしました。

アイシールド21とは

アイシールド21は2002年〜2009年まで少年ジャンプで連載していたアメフトを題材にしたスポーツ漫画です。
いじめられっ子の主人公が、ひょんな事から高校のアメフト部に入部。仲間と一緒に全国制覇を目指すというストーリーになっています。
マイナーなジャンルを取り扱う漫画によくある、主人公が何もわからないところからスタートする系の漫画なので、アメフトが全くわからない人でも少しずつルールを学びながら楽しく読むことができます。
全巻読破した結果
そんなアイシールド21を全巻(37冊)までいっき読みした結果、ざっくりとルールを把握しつつアメフトの楽しさを知ることができました!
アメフトとかラグビーって良く言えばパワフル、悪く言えば野蛮なイメージだったんだけど、アイシールド21を読んでいくうちにかなり細かい戦術が多いことに驚かされました。
そう、アメフトってめっちゃ頭使うんです。
知れば知るほど「アメフトって面白い!」と思う一方、「初心者には難しい」とも感じました。
オードリーのNFL倶楽部
120%スーパーボウルを楽しむべく、アイシールド21以外にこんな本も購入しました。

オードリーのNFL倶楽部とは日テレ系列で放送されているNFLの情報番組で、そのテレビ番組の内容を書籍化したものになります。
高校生の頃アメフト部だったオードリーの2人が、アメフトの思い出や魅力、基礎知識などを面白おかしく解説していて、アメフト初心者の僕でも楽しく読む事ができました。
ただ、本の半分以上を占めているNFLの戦術解説に関しては、【フォーメーションを切り取った写真】と【その写真を解説するテキスト】が別ページになっていることが多く(見開きに収まらないので)少し見辛かったです。
ここら辺は実際の映像を見ながらの方が、より理解できると思うので書籍ではなくTV番組を見た方が良いかもしれません。
ちなみに期間限定ではありますが、日テレ無料TADAで見逃し配信を見る事ができます。

スーパーボウルを見た結果
アイシールド21を全巻読み、オードリーNFL倶楽部もチェックして万全の体制で初めてのスーパーボウル観戦に望んだ僕でしたが…正直、1Qはスピード感に全くついていけませんでした。
「ん?今何してるんだ?」
「なんで、ここはキックなんだ?」
と試合を楽しむ余裕はありませんでした。
漫画だと自分のペースで読めるし、キャラクターがプレーの意味や狙いなどを丁寧に解説してくれますが、実際の試合ではそんな駆け引きも一瞬で終わってしまいます。
日本語の実況&解説もあるにはありましたが…あまり初心者には優しく無かった。
しかし、2Qになるとアメフトの試合スピードに慣れてきた事もあり少しずつ楽しくなってきます。
やはり初心者にはパスやディフェンス、戦術など玄人好みなシーンではなく得点シーンの方がわかりやすい!タッチダウンの時は僕もテンションが上がりました!
ところが、だんだんとバッカニアーズが前年度チャンピオンのチーフスを圧倒しはじめます。
オフェンスがすごいと言われているチーフスがバッカニアーズのディフェンスに抑え込まれミスやファールを連発。結局チーフスはタッチダウンを1つも奪えないまま31対9で負けてしまいました。
接戦じゃなかったので、途中からは全然楽しめませんでした。
ツイッターをみていたら「負けているけどチーフスのQB(クォーターバック)のマホームズはすげえ!」「やっぱりマホームズはバケモンだ」といったようなマホームズを賞賛する意見が多数ありましたが、初心者の僕はマホームズとブレイディ以外のQBを見た事が無いわけです。
そうなると、マホームズと比較する他のQBを知らない…つまりQBの知識が圧倒的に足りないのでマホームズの凄さがわからないとう状態になってしまいます。
だって、ブレイディと比べるとマホームズはパスが成功していない方のQBでしかないのです。
また、バッカニアーズとチーフス以外の他チームの知識も圧倒的に足りないので「チーフスのオフェンスを抑えているバッカニアーズのディフェンスすげえ」ともならないのです。
比較対象を知らないと面白さも凄さもわかりにくいんだな〜と、勉強になりました。
勉強にはなりましたが
初心者はアイシールド21を全巻読んでスーパーボウルを見てもそこまで楽しめなかった。という結果になってしまいました。
まとめ
百聞は一見にしかずとはよく言いますが、1度体験しただけでもまだ足りない。
何度も体験し経験や知識を身につけてからじゃないと、本当の良さや面白さは見えてこないんだと感じました。
しかし、今回一気読みしたアイシールド21は最高に面白かったし、オードリーのNFL倶楽部というユニークな番組の存在を知る事ができたので、来シーズンからアメフトもちょこちょこ観戦してみようかな〜と思っています。