僕は今まで、新年に「今年やる事リスト」なるものを作っていました。
やる事・挑戦するを手帳などに書き出し、達成したら赤ペンで1個ずつ潰していく。みたいなやつです。
だいたい1ヶ月も経てばリストの存在を忘れてしまうのですが、毎年やりたい事をこれでもかと書き出していました。
そんな僕ですが2021年は、《やる事》ではなく《やらない事》のリストを作ろうと思いました。
やりたい事なんていくらでもありますし、これからもいくらでも出てくるでしょう。
しかし、時間は限られていてやりたい事を全部こなすのはとてもじゃないけどできそうにありません。
僕にとって今年は「絶対に成功しなければいけない1年」なので、やりたい事に追われてやるべき事が中途半端になってしまうのは避けなければなりません。
自分の時間とエネルギーを成果・結果を出したい事に注力しなければいけないのです。
僕が今年、成果を出したいのは動画。
ですから、動画に注力しなければいけません。
※ちなみにこのブログはYouTubeの動画を撮るための台本のつもりで書いてます。なので動画に注力していることになります。
動画で成果を出すために、やらない事リストを10個作成し、やらなくて良い事に自分の時間を喰われないようにしようと考えました。
題しまして、「2021年に絶対に成功したい男が考えたやらない事リスト10」は以下のとおりになります。
Contents
人脈をつくろうとしない
2、3年前に「イラストで稼ごう!」と思ってから何度も何度も失敗しているのが人脈づくりです。
経営者が集まるコミュニティに出向いたり、影響力がある人が集まる飲み会に参加したり…たくさん名刺を交換してきましたがその後連絡が来たことはありません。
「ケイシーさんの絵は凄い良いね!これはビジネスになる」
「これだけ描ければ稼げるよ」
「漫画書けるのは良いね!商品のPRにもつかえるし会社や社長の歴史とかを漫画にしても面白いよ!」
と経営者の方々に言ってもらえることもあります。
嬉しいのですが、正直なところ「仕事になるよ!」と言ってくれた方からも仕事の依頼はほとんど無いのが現実です。
これは、単純に僕の実力不足【絵の実力も営業の実力も】と言われればそれまでなのですが、ここまで成果が出ないとなると「人脈」を作る事に時間を割くのは得策ではないと気付きました(3年もかかってしまった)
ちなみに僕のイラストや漫画の仕事はほとんどSNS経由なので、人脈をつくることをやめても全然問題ないと言えます。
素晴らしい作品を作れるようになれば、おのずと依頼も来るだろう!という気持ちで精進します。
新しい事を始めない
新しい事をはじめるのは、ものすごく時間とエネルギーを使います(さらにお金も使う)
僕はここ数年、次々と出てくる【やりたい事】に手を出し続けてきた結果
全てが中途半端になってしまいました。
と思いつつも、興味を抑えられずに手当たり次第に挑戦してきました。
これだけ挑戦していたら何か成功するだろう
そう考えている時期もありましたが現実は甘くなかった…
やっぱり、ある程度成果や結果が出るまでは1つの事に集中したほうが絶対によいのです。
なので今年の1年は動画に集中しようと思います。
英会話もドローンも3DCGも始めません笑
新しい本を買わない
本を読むのはとても良いことです。
ビジネス書や教養書にはその分野で一流である作者の知見が詰まっていますし、小説やエッセイを読む事で感性や表現の幅も広がるでしょう。
ビジネスで成功するためにも、人生を豊かにするためにも絶対に読んだ方が良いと言えます。
しかし、本が好きな僕はついつい買いすぎちゃうタイプなので放っておいたら次々に新しい本を購入してしまいます。
結果、家には積読(つんどく)も山のようにあります。
※つんどく=まだ読んでいない本がどんどん積まれていく様子
面白そうな本を物色するのにも結構時間が消費されますし、お金もバカになりません。
今年は新しい本を探す時間やお金を、やるべき事にあてたいと思います。
スポーツはリアルタイムで見ない
僕はスポーツが大好きで、バスケやサッカーを毎週観戦しています。
スポーツが好きな人ならわかってもらえると思うのですが、スポーツを観戦するならリアルタイムが1番楽しいんです。
スタジアムやアリーナで現地観戦するのが1番最高ですし、テレビや映像での観戦だとしてもリアルタイムで見る方が興奮します。
ニュースなどで結果がわかってしまってから見るスポーツの面白さが半減してしまうのは理由はわかるのですが
頑張って情報を遮断して、結果を知らない状態で見逃し配信を見たとしてもなんだが緊張感に欠けるような気がします。
現地で見ても配信で見てもリアルタイムが1番面白いのです。
(リアルタイム観戦が面白い理由は、またいつか考察してみたい)
では、なぜリアルタイム観戦をやめようと思うのか。
それは、見逃し配信だとハームタイムやタイムアウト(ゲームを中断して作戦会議をする時間)を早送りすることができるからです。
ちょっとした事ですが、この数十分を毎週早送りすることでかなりの時間が節約できます。
【サッカー】
ハームタイム15分×42試合(J2)=630分
【バスケ】
ハーフタイム15分×60試合=900分
タイムアウト1分×5回×2チーム×60試合=600分
オフィシャルタイムアウト90秒×2回×60試合=180分
単純計算ではありますが1年間で2,310分、38.5時間も節約できるのです。
《全く見ない》のが1番時間の節約になるのですが
仕事としてスポーツ系のコンテンツ制作もしていますし(少しだけ)、何より自分の1番の楽しみなので、できることなら試合はみたい。
そこで考えた結果、スポーツ観戦の満足度は落ちるものの、見逃し配信で時間を節約しながら観戦するという作戦を考えました。
1日30分以上SNSを見ない
みなさん、1日にどれだけSNSに時間を使っていますか?
いままでの僕はTwitterを1日1時間以上見ていました。
これは結構やばいです。
色んなところで時間を節約したり、効率化するよりもまずはSNSの閲覧時間を減らす。これが1番手っ取り早く時間を作る方法かもしれません。
ちなみに、iPhoneでは「スクリーンタイム」でアプリの使用時間に制限をかけることができます。
僕はこれを使って「気づいたら1時間もSNSを見ていた」なんていう状況を作らないようにしたいです。
ちなみにこの日は14時時点で、僕のSNSは制限がかかって見れなくなってしまいました。

毎日スーパーに行かない
家の近くにスーパーがあるので、その日のご飯の材料はその日に買い出しに行ってました。
1日に2回スーパーに行くこともちらほら。
いくら近くと言えど、1回の買い出しに30分以上はかかります。
塵も積もればなんとやら。
スーパーへ行く回数を減らすことで、時間もお金も節約できると思うので
今年はしっかりと献立を考えて計画的にお買い物したいと思います。
自分が作ったコンテンツの視聴回数やいいね!コメントの数を気にしない
コンテンツを制作している方ならわかってもらえるかと思うんですが、コンテンツを投稿した後の反応というのは非常に気になるところです。
視聴回数やいいね!の数・コメントの数など、多ければ嬉しいですし、少なければショックです。
数字をみて分析をするのは大事ですが、反応が気になりすぎて数分おきにチェックするのは時間の無駄(反応が悪くて凹んだりするのも無駄)
ですので今年は、分析はするけど反応のチェックはやめたいと思います。
毎日20分〜30分。朝、作業を始める前に分析する時間を儲けて、それ以外は見ない。
これを徹底して、必要以上にスマホを見るのを無くしたいと思います。
飲み会に行かない
最近ではコロナウィルスの関係もあり、飲み会自体が減ってきてるとは思いますが、もし万が一お誘いがあっても行きません。
飲み会の時間は2〜3時間だとしても、移動時間や二日酔いになってダラダラしている時間も含めたら結構な時間を消費しています。
(制作をするなら引きこもりが最強ですね)
「一緒に飲むことで新しい仕事が生まれる」という事は否定はしませんが、僕はまだそのステージにいないので今はひたすら制作を続けたいと思います。
制作あるのみ。
トイレにスマホを持って入らない
ついついスマホに夢中になっていて、トイレが長くなってしまう。
な〜んてことありませんか?
僕は結構トイレが長くて、同棲している彼女からよく怒られます。
長時間トイレにこもることで、彼女を怒らせるだけでなく、痔になるリスクも高くなります。
と思いつつも、なんだかんだスマホを見ちゃっていました。
2021年のやらない事リストを考えるにあたり、良い機会だったので「トイレにスマホを持って入らない」を追加しました。
時間の節約にもなるし、彼女を怒らせる事もなくなり、それでいて痔のリスクも下がる。みんなハッピーですね。
即答しない
何かお誘いがあった時に、即答・即決しないという事です。
メールやDMで仕事の依頼やお誘いがあった時はじっくりと考えて返答できるので問題はないのですが、電話や実際に会った時に誘われた時相手の勢いにのまれてすぐOKしてしまいます。
この性格のせいで、考えてみたらあまり自分には必要じゃなかった事を嫌々する。みたいな事なよくあります。
世間的には即答できる人が成功する。みたいな風潮ではありますが
今年1年はやりたい事に集中したいので、魅力的なお誘いでも即答せずに一度時間をとって考えてみようと思います。
まとめ
やらない事リスト10いかがだったでしょうか。
僕は仕事の依頼などで判断に迷う事が多々あります。
「もらえるお金は少ないのに、制作時間はかかりそう。だけどこの仕事を受けたら良い関係を作れて今後も仕事の依頼があるかも。でもかなり精神すり減らしそう…どうしよ」
みたいな感じで、仕事(お誘い)を受けた方が良いのか断った方が良いのか悩む事がけっこうあります。
ですが、やらない事リストを作っておく事ですぐに判断する事ができとても効率的だと思います。
今年は映像1本で行こう!と思っていたとしても、
とても条件が良い”映像じゃない仕事”の依頼が入ってきたりすると決意は簡単に揺らいだりします。
ですが、やらない事リストで「映像以外の仕事は受けない」みたいな事を決めていたら
「あ、今年は映像に集中するんだった」
と自分がやりたかった事を再認識することができるのです。
みなさんも、本当に自分がやりたい事を明確にするために、やらない事リストを作ってみては如何でしょうか。